水力発電所は、河川の流れを利用して電力を生み出す設備で、一般的にダムや取水口など河川沿いに設置されます。こうした施設では、大雨や増水時に流木や落葉などの塵芥が漂着し、その処理が課題となっています。私たちはこれらの流木塵芥を廃棄物ではなく資源として捉え、環境に配慮したリサイクルに取り組んでいます。
漂着した流木塵芥は粉砕処理により、用途に応じた製品として活用されています。おが粉は牛舎の敷材に、チップ材は果樹園でのマルチング材に、堆肥原料は農業用の土壌改良材に利用されており、いずれも地域の循環型社会づくりに貢献しています。
さらに最近では、この流木塵芥を活用した新たな取り組みとして、カブトムシ事業を開始しました。流木塵芥は、カブトムシの幼虫のエサとして活用できる有機性資源であり、自然の循環を活かした取り組みとして、教育や地域交流の場としても期待されています。
FLOW リサイクルフロー
カブトムシによる資源循環
様々な活用方法
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生体販売
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SDGs教育イベントでのPR
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高たんぱく質な原料、飼料
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化粧品、医薬品の原料